開院後のクリニック撮影は、正直おすすめしません|30分〜1時間、余計にかかります

開院後に撮ると費用が増える理由

こんにちは。大阪を中心にクリニック・歯科医院のホームページ用撮影をしている永田フォトです。今日は「開院後のクリニック撮影は、結構大変ですよ」という話を書きます。

僕はクリニックの撮影が非常に多いのですが、8割ぐらいは新規開業のクリニックです。残りの2割が、すでに数年間稼働しているクリニックの撮影になります。

その8割の新規開業の中にも、たまに内覧会が終わって、実際にオープンしてから撮影するというケースがあります。理由はだいたい同じで、スケジュールの都合です。

内覧会の前はバタバタしていて撮影に対応できないので、一旦落ち着いてから撮りましょう

お気持ちはとてもよく分かります。開院前は本当に忙しいですから。

ただ正直に言うと、これはおすすめしないんですよね。理由を書きます。

目次

理由1:オープンすると、院内は必ず散らかります

これはもう、ぶっちゃけ仕方がないことです。稼働しているクリニックは、どうしても物が多くなります。

診療に必要なもの、事務に必要なもの、消耗品のストック。ひとつひとつは全部必要なものです。でも写真に写ると、情報量が増えて空間の印象がぼやけます。

散らかっているのが悪いという話ではまったくありません。使われている場所は物が増える。それだけのことです。ただ、ホームページに載せる写真としては話が別になります。

理由2:院内掲示は、貼らないといけないものがあります

意外と見落とされがちなのがこれです。

院内の掲示物には、法令によって掲示が決められているものがあります。好みで貼っているわけではないので、外すわけにもいきません。開業して運用が始まってからだと、こうした掲示は必ず出てきます。

開院前の院内には、これがありません。同じ受付、同じ待合室でも、写真の印象がまったく変わります。

結果、撮影の前にお掃除が必要になります

そうすると、どうなるか。撮影を始める前に、片付けから入ることになります。

もちろん僕らも手伝います。スタッフさんと一緒に、写る範囲の物を動かして、掲示物を外して、撮影できる状態にしていきます。

ただ、申し訳ないのですがこの時間は拘束時間に含まれます。

お掃除に30分、1時間かかると、その分だけ撮影料が増えてしまうわけです。これはうちに限った話ではなく、どこの撮影業者でも同じだと思います。現場に入っている時間で計算するのが一般的だからです。

実際、30分から1時間は余計にかかります

僕が開院後のクリニックを撮影すると、だいたい30分から1時間は余計に時間がかかることが多いです。

ほとんどが、お掃除と、掲示物を外すことと、不要なものを移動させることです。どれも大切なことなので、やらないわけにはいきません。

そして、動かした物は元に戻す必要があります

ここが見落とされやすいところです。

移動させたら、やっぱり元に戻さないといけないですよね。明日からも診療があるわけですから。つまり、移動させた分と同じだけの時間が、元に戻す時間としてかかってきます。

片付けに30分かかったら、戻すのにも30分。撮影そのものは何も進んでいないのに、1時間が過ぎている。開院後の撮影では、これが普通に起こります。

オープンする時の綺麗な状態は、一生に1回しかありません

ここがいちばんお伝えしたいところです。

開院するときの、あの綺麗な状態。設計したとおりの空間が、まだ何にも使われていない状態。あれは一生に1回しかありません。

クリニックの運用を始めてしまったら、もう2度と取り戻せない状態なんですよね。どれだけ丁寧に片付けても、掲示物は外せませんし、日々使われた気配は残ります。それは悪いことではなく、むしろ医院が動いている証拠です。ただ、写真として残せるのは開院前だけです。

そのことだけ、頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。

では、いつ撮るのがいちばんいいのか

僕の答えははっきりしています。

  • 医療機器が届いたあと(診療室が「使える姿」になっている状態)
  • お花が届く前(開業祝いのお花は、待合室や入口まわりを一気に埋めます)
  • 不要なバインダーや事務用品が、まだない状態

必要なものは揃っているけれど、雑多なものはまだない。この状態がいちばん撮影に向いています。綺麗に撮れて、しかも余計な時間がかからないので、コストパフォーマンスもいちばんいいです。

内覧会の日を狙うのもおすすめしません。その頃にはもう、のぼりや順路の張り紙、装飾が入っていますし、お花も届き始めています。

開院準備のどこに撮影を入れるとよいか、スタッフさんの写真をいつ撮るかは、歯科医院の開院前、写真を撮るなら医療機器が揃った直後ですにまとめました。あわせて読んでいただけると分かりやすいと思います。

もちろん、開院後でも撮影はできます

念のために書いておくと、開院後の撮影をお断りしているわけではありません。実際、稼働中のクリニックの撮影も年間を通してお受けしています。

ただその場合は、片付けの時間を見込んで撮影時間を長めに取るか、事前に写る範囲だけでも整理しておいていただくと、費用も時間も抑えられます。当日その場で慌てるより、先に分かっているほうが必ず楽です。

診療時間中の撮影では、患者さんが画面に入らないアングルとタイミングで撮影していますので、そこはご安心ください。

まとめ

  • 開院後の院内は、必ず物が増える。これは仕方がないこと
  • 院内掲示には、法令で決められていて外せないものがある
  • 撮影前のお掃除の時間は拘束時間に含まれるので、撮影料が増える
  • 実際に30分から1時間は余計にかかることが多い
  • 動かした物は元に戻す時間も同じだけかかる
  • オープンするときの綺麗な状態は一生に1回しかない
  • ベストは「医療機器が届いたあと、お花が届く前、事務用品がまだない状態」

新規開業のご予定がある先生、開院準備を進めていらっしゃる事務長さん、そしてクリニックのホームページを制作されている方。撮影の日取りだけ、少しだけ早めに考えてみてください。それだけで、仕上がりも費用も変わります。

撮影のご相談

永田フォトのクリニック・歯科医院向けホームページ撮影プランは、撮影時間2時間・44,000円(税込)+交通費です。時間内の撮影枚数に上限はなく、明るさ・色・傾きなどの基本補正と、オンラインでのデータ納品も含みます。

撮影した写真は著作権ごとお渡ししています。使用する媒体・期間・回数の制限はありませんので、ホームページに使った写真をそのまま院内掲示や求人票、SNSにもお使いいただけます。

サービスの内容と過去の事例は大阪のクリニック・歯科医院ホームページ写真撮影をご覧ください。開院の予定時期が見えた段階でご相談いただければ、撮影に適した日をご提案します。

関連記事: クリニックの出張撮影、当日の流れと準備|診療中でも撮れるのか、何を用意すればよいか

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次
撮影のご予約・お問い合わせ